2003.2.13 

湯布院町立湯布院中学校

 校長 加茂 公美 様

1年生 谷 渚 保護者

谷 千鶴

 

 

先生方の1年生への対応についての質問と要望

 

昨春、第2子が入学して程なく、問題の多いクラスといわれていると聞きました。だんだん子どもたちが「学校に行きたくない」と言い出して、夏休み前に緊急に親が集まったことはご存知と思います。

昨年10月の不登校保護者会で、「1年生の不安定な状況に子どもがストレスを感じていて心配」「多くの親は、学校での子どもの様子がわからない。先生方とお話したくても中学校の敷居を高く感じてしまって、不安を感じている」とお話しました。

2学期末PTA1年部会では、「先生方の問題解決のしかたを見て、子どもたちが見習うようになったり自分は関係ないと無関心になったりしないか心配」と話し、「『あたたかい信頼のきずなをより強く』という手引きを参考にして、先生方と親とがいっしょに考えたい」と提案しました。

 

こうしたなかでの先生方の1年生への接し方について、疑問に感じることが次々と起こってきました。疑問が集約されていると考えられる対応として、次の二つのできごとについてお尋ねします。

後述の(3)Eや不登校保護者会でのこともありますので、保護者との懇談会を開いていただいて、その場でお話いただけることを希望します。その場合は、文書による回答にはこだわりません。同Fのためにも、早急にお願いします。

 

 

(1)ロッカー破損事件について質問

 

@ 以下は事実ですか?

 

昨年11月某日放課後、1年2組においてロッカー(3段ボックス)が壊された。

翌日、HRで「壊した者は申し出るように」と言ったが、だれも名乗り出なかった。

その後、学年主任の時間を自習にして、主任と担任とが、関わったと思われる生徒を別室に順番に呼び出し、「やっていないか、何か知っていないか」と聞いた。

呼び出したうちの何名かの顔をたたき、教室に戻った生徒の中には、顔を赤くしている者もいた。

呼び出しは、学年主任の時間では足りず、次の時間も続いた。

 

A HR.放課後等でなく、授業を自習にしてまで、いわゆる「犯人探し」をおこなったのはなぜですか?

    クラスの生徒へはどう説明したのですか?

他の生徒が受ける心理的な影響をどう考えたのですか?

学年の先生方で対応を話し合ってのことですか?

校長先生の意見はどうだったのですか

 

B 次の時間を担当する先生はどう受け止めたのでしょうか?

当該生徒およびクラスの生徒が落ち着いて授業を受けられないのでは?

    (授業中に生徒を教室外へ出すことは、懲戎としては認められていないのでは?)

 

C     呼び出し中、話しやすい雰囲気で(言葉使いなど)、生徒の話を十分聞きましたか? 

 

D 問題行動の現場でないのでより冷静になれたはずなのに、たたいたのはなぜ?

 (理由の如何にかかわらず、教師の生徒への体罰は禁止されている)

 

 

(2)平成14年2学期終業式について質問

 

@ 校長挨拶の最中におきた次のことは、事実でしょうか?

なお、子どもが受け止めたままに表現していますので、ご了解ください。

 

. ある生徒のおなかがなった時、くすっと笑ったまわりの生徒2名に、**先生がかけよって、いきなり頭をたたいた。

. **先生が、ある生徒に近づくと、何も言わずに後頭部をバシッとたたいた。次々と計4人がたたかれた。4人の共通点は下を向いていたことである。

. 2年部の**先生が、1mくらいの金属棒を持って生徒の間に入ってきて、 「○○、前を向いていろ」という意味のことを大声でどなった。

(隣にいた私の子どもは、先生が立ち止まった時スカートをふまれて、棒でたたかれるかと感じ「まじ、ビビッた」とのこと)

. 校長先生は、abcが壇上から見えているはずなのに、そのまま話を続けた。

. 他の先生方の何人かは、abcに気づいているはずなのに、先生どうしで何か話して笑っていた。 

 

A そっとそばに行って小声で注意すれば足りることだと思えるのに、なぜいきなりたたいたり怒鳴ったりするのですか。

 

B 校長先生や他の先生方は、たたいたり怒鳴った先生を、どうしてその場で止めたりたしなめたりしなかったのですか。

 

 

(3)関連する質問と要望

 

 先輩の親御さん方から、「以前から体罰や暴言が少なからずあった」という話を耳にしてきました。 今年、子どもが入学して、体罰や暴言の話を聞くにつけ、2年半前、校長先生とお話したことを思い出します。

子どもたちが身を乗り出すような授業があって、学校が学ぶ楽しさを経験する場になれば、たいていの問題は起こらなくなり、起こっても自分たちで解決する力をつけていける……。 校長先生は覚えてくださっていますか? 

手引きのコピーをお届けした翌日の終業式できごとは、その5ページのような状態に陥っていたという気がしてなりません。

 

@     少なくとも今年度について、学校・学年・学級運営の方針と実際をどう評価されていますか?

学校教育法(第35・36・11条)や同手引きにてらして、具体的にご説明ください。

 

A     この二つのできごとは、「問題が起こった時の解決方法を、このような形が良いと考えて、生徒にお手本として経験させた」という見方もできますが、そのとおりですか?

 

B  なぜやったのか、なぜ黙っているのか、なぜざわつくのか……、生徒の気持ちを考えたことがありますか? あるとすれば、なぜだとお考えですか?

 

C  「罰を与えたり、怒ったり、連帯責任と称して生徒同士を牽制させたり」で課題を果たさせたり反省させることについて、どうお考えですか?

   それを見たり聞いたりする生徒の気持ちをどうお考えですか?

 

D  私の子どもは「授業がわからない。質問しにくい」と時々話します。同じように思っている子どもは少なくないと感じています。

「うちの子が(自分が)頭がわるいから」だけですませられることでしょうか?

このことについて、親は先生方にどう気持ちを表現したらよいのでしょうか?

 

E  不登校保護者会で、「心が育っていない」と校長先生はおっしゃいましたが、だれがやったのか力づくで探しだして、それでどうするおつもりですか?

親は、先生方に情報をいただいて、どうしたらいいか先生方や親御さんたちと話合い考えたいのです。夏休み前に緊急に親が集まったり、ミニ懇の出席率が例年になく高かったりとかは、その現われだと思います。

子どもたちの「心」は、そんな大人を見て自ずと育っていくのではないでしょうか?

そんな機会を、(問題のあるなしではなく)もっと日常的にもっていただきたいです。

 

F  下線部について、先生方はどうお考えですか?

今でも努力はしてくださっていると思いますが、今すぐ、親や子どもたちが「先生、変わったね」「学校に行くのが楽しい」「授業がわかっておもしろい」と実感できるような形で実践して、安心して2年生に進級できるようにしてください。

 

以上